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原理・技法・ツール

未踏IT(2024)の二次審査を終了した

未踏IT

詳細は前回の記事を参考にしてほしいのだが, 要するにIPAのやっている 好きに開発をすると, なぜかお金がもらえ, メンタリングを受けられる というものである. 自分は一次 (書類審査), 二次 (面接/プレゼンテーション) *1 という二段階審査のうち, 一次審査を通過したため二次審査に進んだ.

二次審査フロー

1. メール

一次審査の結果通知メールには:

  • 二次審査の会場
  • 仮の日付/時刻
  • 詳細情報を記載するためのフォーム
  • プレゼンの形式
  • 審査の詳細が書かれたドキュメントへのリンク

が記載されている.

2. フォームの記入

  1. で通知されたフォームには:

  2. 都合のよい時間帯

  3. 当日連絡先
  4. 参加方法
  5. 使用機材

を記入する.

会場は東京のセミナールームだった. 自分は東京都に在住しているので現地参加を選択したが, 参加が難しい場合に備えZOOM参加が許可されている.

フォームに詳細情報を記入すると, 確定された日付/時刻と, スライド共有用リンクの記載されたメールが通知される.

3. プレゼンテーションの準備

二次審査で唯一残念な部分は, 準備時間が極めて短いことである. 自分の場合, 10日しか与えられなかった (通知 : 4/11, プレゼン : 4/21). そのため, やや急ぎ足でプレゼンを仕上げる必要がある. 未踏ジュニアでやっていたようにGoogle Slideでスライドを作成し, 5回ほど練習をした. ここでポイントなのだが, 出来れば第三者にフィードバックをもらったほうがよい. 自分だけでは気付けない改善すべき箇所というのは存在する.

4. プレゼンテーション

会場へ到着後, 同意書に署名して控室にて出番を待つ. 本会場に1組ずつ入れ替わるような時間設定がなされているため, 15分程度の待ち時間が発生する. この時間はどう使ってもよい. *2

出番がやってきたら自分の発表に集中するだけだ.

緊張しすぎず, ある程度の平常心を保つことが重要である. 未踏ジュニアの成果報告会で極度の早口になってしまったことを反面教師として, ゆっくりと話すことを意識した.

自己評価

結論からいえば, この上なく最高のプレゼンができた. 特に, ゆっくり話すこと を意識したのが大きかった. 人間は緊張すると早口になってしまいがちなので, そこを相殺できた. PM陣とも技術的な質疑ができ, かなり盛り上がった.

笑顔で会場をあとにした. 悔いの残らない二次審査であった.

おわりに

あとは最終結果を待つだけだ. 採択者には5月下旬に通知されるらしい. また, 合否関係なしにフィードバックの書かれた書面が郵送されるという話もある.

結果はまだ分からないが, やれることはやった.

*1:未踏ではオーディションと呼んでいる

*2:参考までに : 自分は平常心を保つため, スライドの軽い確認後はSNSを閲覧して時間を潰していた